「エモ」ってどんな感情なんですか?

「エモい」という言葉がオタクの間で使われるようになって久しい。というかもうオタクじゃなくても使ってる。

 

そのなかにあって、最近話題のタネになっているのが、「エモい」とは果たしてどういった感情なのか?ということ。これだけ多くのひとが使っているクセして、意味が固まってない単語っていうのはなかなか面白い。

逆に、意味が固まってないからこそここまで使われるようになったのかもしれない。既存の言葉でカバーできない部分の、その補集合のような働きをしているようにも思える。

だから、「『エモい』という言葉にかまけて感情の言語化を怠るな」って主張はなんかズレてる気がする。エモいって感情は、胸が熱いとか、趣深いとか、そういう既存の言葉では代表されないものだから。(そもそも趣深いとか使ったことないけど)

 

一方で、エモいって言葉の難点は人に伝わらないとこだと思う。それぞれが自分の語彙にない感情をそれで代表させてるわけで、ある人にとっては普通に表現できることかもしれないし、「エモい」に何か特定の感情・状況を当てはめて使っているひとにとっては意味不明な文になったりする。試しにTwitterで「エモい」で検索してみるといい。「ん?それは使い方違くない?」って呟きが結構あると思う。

結論、あなたの感じたエモを誰かに出来るだけ正確に伝えたいなら、具体的な事例を紹介して説明する、意外にないと思われる。

 

「エモい」は意味の固まってないからこそ、自分の感情に折り合いをつけて簡潔に言語化しなければいけないTwitterで流行ってはいるけれど、それゆえコミュニケーションで使うには不向きなんじゃないかな、と思った。